一寸先
Insigna 3万t、マーシャル諸島から。
これは怖かったろう。ドーン突然来て灯りが消え、真っ暗の中を這い出る。周りが見えず次の余震が予測付かない。
怖かったですよ。当時鹿児島空自に勤務してたけど緊急呼び出しで御巣鷹の尾根に飛んで行った。まだ機体から煙が出てて残骸の中を変わり果てた死体を運び出した。1985年夏休み最中の「日航ジャンホ機゙御巣鷹の尾根墜落」現場。夜、支給された遺体運びと同じ毛布にくるまって、・・・弁当が間の悪いことに肉料理でね。夜は外に出られなかったですよ、25歳で若かったけど、何しろほんとに怖かったですよ。長尾さんの生々しい話しに耳を傾ける。
熊本の避難住民の一人が、「よそ事かと思っていたけど・・・」。 人生一寸先は闇だ。