好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

以心伝心

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夜勤が休みで時間延長が可能だという。どうしようか、3連休の3日目は人がいないのは経験上わかってる。よっしゃ、行くか、空港待機だ。というか、「脊梁山脈」(乙川勇三郎)があるから、いくらでも待機できる。ハハッツ、仕事優先なのか、ただ小説が読みたいだけなのかわからん。
昼からの本格的な雨が一向に止まない。空港ももう5回目の待機だ。気が付くと周りはもうヘッドライトや街の照明が煌々と輝いてる。違うなぁ、昼間と。もちろん囲碁をしてるいつもの見慣れた顔ぶれたちもいない。もう少し小説を読みたいが、これ以上車内灯だけで続けたら目も悪くなる。

誰もいない暗い車庫に帰社・・・と、見慣れた昼勤の顔がいて、「よ、どうしたこんな時間に、お前も残業か」と声をかけてきた。夜中の雑談をしてるとまた顔見知りが一人戻ってきた。どうしたんだ一体、日ごろは時間延長しない連中がたまたま夜中に集まった。偶然とはいえ、なんか以心伝心がつながっただけかもしれんが、少し嬉しくなるのはなぜだ。