好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

2016年幕開け

泊ふ頭停泊中の船の汽笛が一斉に鳴る。十船十音の響き。2016年の幕開けだ。明日の朝早い事を考え早々と眠りについたところだったが、夜中の海原に物憂げに鳴り響く汽笛だけは習慣からかはっきり聞き取れた。

シートベルトを掛けるのも忘れるくらい次々とお客さんがつかまる。ふぅ~、何組乗せただろう・・・おっ、日の出か・・・本年初日の出。みなさ~ん、沖縄の初日の出ですよ~、見てない人にご披露しよう。(小禄のパイナップルハウスの角を曲がり下りた場所から)
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「早いな~、暇なのか」、「とんでもない、波の上宮の初詣客を11組も乗せて、さすがにちょっと疲れたから、休憩、休憩~。今年一番の客数は間違いないよ」、と、強おじちゃん「今年って?まだ一日目だよ」 ハハッツ、腹減ったから取り敢えず、乾杯、新年おめでとう~。
豪勢な料理の数々。イメージ 3
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焦ることない。今日明日の正月のお客を乗せ終えて初めて自分の新年だ。宇宙に遅刻や期限はない。年越しそばも初夢もお餅もぜんざいもそれからだ。なんでかなぁ、今でも年越しは日本そばを食べないと忘れ物したような気がする。もちろん、沖縄そばはその後締めで食べる!細く長くも、太く短くも同時に、これが沖縄の「チャンプル~文化」だ~(笑)
みなさん、いい年を!