暮れの吉報
サトウキビの穂がススキのように揺れる季節。収穫と製糖のシーズン到来。じゃなく、その奥に見える森、黄金森。沖縄戦時の陸軍病院地下壕があった山だ。ひめゆり看護隊(高等師範女子部と一高女)が最初に派遣された病院。
飛行場待機プールがすっかりリビング代わりになったなぁ(笑) ゆったり小説に読みふける。いやいや、まずいぞ、こう小説ばかり読んでるとなんか悪いことをしてるような気分になる。今日は真面目に「英文観光ガイド本」の復習にするか。お、そろそろ自分の番だ。「お疲れさん。どちらまで?」、「あの~、ここへ」と携帯で検索した地図を見せる。お、南風原(はえばる)、長距離だ。「了解、旧陸軍病院豪跡のそばですね」 、「あの~、腰の整体が終わるまで待っていただいてまた空港へ戻りたいんですが、できますか?」、どちらへ?・・・宮古島ですか、フライト時間は?えっつ、そりゃぐずぐずしてられませんね、OK!急ぎ行きましょう。道中車中での話し、おもしろい若者だ。しかも本業があの豪華客船「飛鳥Ⅱ」のハウスキーピング・マネージャーだ。宮古といい旅好きといい飛鳥Ⅱといい、すっかり意気投合。めったにない事だが、また那覇に寄った時には連絡するという約束まで。ま、こういう出会いがあるから楽しい。