好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

衰え

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午後3時の接岸、Aqariusだ。いつもは午前10時寄港だが今日はイレギュラー。夕刻までに1回くらいは乗せられるかな、空港からの帰りにそのまま寄った。

タクシー待機プールで3番目に並んでるとそのプールにぞろぞろ下船客の一団が入ってきた。「あ、ここ行き止まりですよ。そっちの道路側に沿って行って。」 と、その団体の一人が声をかけてきた。「8名だけど、2台で市内観光ができないか?みんな一緒に行動したいんで。」
はっ・・・?「自分はいいけど、他にもう1台探さなくちゃいけない。ここにいるタクシーはみんな昼勤で夕刻は帰社しないといけないし、難しいと思うよ。・・・で、何時間観光を考えてるの?えっ、5時間!」 そんな話をしてる間にも後ろのタクシーが自分の停車してる車を抜き越して次々とターミナルのタクシー乗り場に移動していく。みんな、ただ、いぶかしげにジロジロ見ながら。
「で、見学はどこを?えっ、お薦めの場所も教えてほしい・・・」 こりゃまいったな。1台のドライバーが声をかけてきた。「なんだって?」、「ツアーだって、5時間の」、「え~っ、これから~、そりゃ無理だな」
さて困った。みんな相変わらずこっちを横目で見ながらどんどん抜き越して乗り場へ行く。タクシー協会からの派遣係員も遠巻きに見ている。

「あの~、どうですか、まず誰もが訪問する首里城へ行ってみては。そこは見学に最低30分~1時間はかかるので、そこからは別のタクシーを拾って移動する。その時分はタクシーも夜勤に代わってるから大丈夫ですよ」、「おお、それで行くか」とそのお客さんも納得してくれて他のみんなに説明してる。OK!すぐ前のドライバーに声をかける。「2台で、首里城です。私も後からついていきますから」。 「はい、4名はこのタクシーに乗って、残り4名はこっちの私のタクシーに」 いざ出発。
他のドライバーたちのホッとした空気が流れる。なんせ、待機プールで英語が飛び交ってるんだから。ヒューストンからのお客さんたちだ。
実は・・・(本音を言うと)突然の久しぶりの英語、スムーズさに欠ける自分の英語力にがっかり。ちょっとでも実戦から離れると、英語力は急速に落ちる。歳のせいにしとこうか(苦笑い)

イメージ 2夜はヨーコおばちゃんとジュリが釣り用の小さいクーラーを持ってきてくれた。椅子の代わりにもなる。「屋台村」で夕食。