好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ロマン

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5年前のこの日は、何をしていたんだろう。
小惑星探査機はやぶさ」が南オーストラリア上空大気圏に突入して燃え尽きる映像は今でも目に焼き付いてる。2010年6月か・・・その同じ年の前月5月に「金星探査機あかつき」が打ち上げられていた(↓写真)。が、同12月の軌道投入に失敗。「はやぶさ」の感動のニュースの陰に埋もれていた。

イメージ 1その12月7日軌道投入失敗のあと、JAXAのある女性研究主任は(新婚翌年にもかかわらず、夫どころじゃなかったー笑)、あれから寝ても覚めても金星軌道再突入の可能性、計算に没頭し続けていたという。5年間だ。割り出した計算で再投入の日にちがくしくも5年前に失敗した同じ日12月7日・・・なんという不思議、宇宙の想像を超えた奇跡を感じる。
管制室のみなさんの歓喜の映像、「やっとここまできた・・・再突入、成功したと思う」と。結果は2日後、映像が送られてくるかどうかでわかるらしいが。
費用対効果を疑問視したり、「何の役に立つの」との論評も一部に聞かれはするが、ま、いろんな意見があっていい。金には換えられない夢とロマン、あきらめなかった5年間から何を学ぶか。