好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

漁港

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若いカップル。横断歩道の反対側から手をあげた。乗り込んでくるなり「三重城(みーぐすく)漁港へ」 
冷静を保ってるようだけど、目的地への行き方が分からなくなって、急いでいる様子がわかる。三重城漁港はそこからはそう遠くないけど、このあたりの入り組んだ路地に入れば迷うのは十分ありえる。
すぐ路地を右折して細い道から大通りに出てカップルに声をかける。「今日は、三重城漁港からどちらへ?」
「パラセ―リングです」 (こういう場合、答えるのはいつも女性の方。男は小さくなってるー笑)
「そうですか。ホエール・ワッチングもそこから出るんですよ。」、「へぇ~、そうなんですか」、「ま、ホエール・ワッチングは2、3月の冬場だけどね。今日はいい天気だねぇ~、最高のパラセーリング日和だね~」
車中だべってると、お客さんの携帯に電話が。
「え~と・・・はい、今向かってます・・・あ、・・・運転手さん、あとどれくらいで着きますか?」
やっぱりね(笑)。あと1分で着くと返事して。
くねくね道路をぶっ飛ばして、30分無料の入港ゲートからチケットを引っ張り出して三重城漁港へ飛び込む。
ボートの前の待合場所ではみなさんお待ちかね。漁港の中からレジャーボートが出るというのはあまりイメージがわかないだろう。
「よかったね~、地元のタクシーじゃなかったら、三重城漁港は意外と知らなくてモタモタするのも多かったですよ。じゃ、パラセーリング、楽しんで」
まだまだ、沖縄の夏はここに。