好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

貝拾い

「線状降水帯」(帯状雨雲)に「バックウオーター現象」、重大な自然災害のたびに聞いたことのない言葉が出て来る。どんだけあるんだ。どうしようもない時によく<水は高いところから低いところへ流れるからね~>などと、自然の摂理を吐いてごまかした。・・・全くその通りの映像をみると、冗談では言えなくなる。
避難所に着の身着のまま避難したみなさんを見てると、そりゃ近所からの味噌汁やおにぎりの差し入れはありがたいが、やっぱり基本は自助努力だな、と思う。遠く離れていると、気の毒と心配するしかできない。

久しぶりの観光。会社から呼び出し。「空港へ。男性一人客。嘉手納飛行場と勝連城址のあと、できれば南部戦跡と言ってるけど、どう?」 時間は、7時間か。中部へ回ってそれから南部か。「OK! あとはお客さんの希望を聞きながらできる限り回りますよ」
男性一人客か。・・・少なくとも、先月の様な傷心旅行じゃないな(笑) 車中、話しを進める。あれっ、これは・・・。そうですか、神奈川からですか。で、あの、お客さん、お仕事はどのような?そうですか、東海大学の教授。・・・会話してると、なんとなく分かるもんだ。話しから、琉球王国沖縄戦史に興味があるとわかった。こりゃ、説明のし甲斐がある。
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お昼は、嘉手納飛行場(写真↑)横の「道の駅」でtake-outのハンバーグを車中で食べてもらい、あの~、これから行く勝連城址の阿麻和利(あまわり)はこの道の駅の裏の屋良村の出身でね・・・海中道路わきの海岸ではタカラ貝拾いで散策して・・・あ、誤解しないで、歴史の説明はそれなりに真面目にしてますから(笑) 
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(積徳高女の退避した野戦第二病院、糸満伊敷の壕↑)
ひめゆりの塔では、まだほんとに少女の顔をして亡くなった師範女子部や県立第一女子高等学校(一女高)やその引率の教職員の写真を目を食い入るように見・・・(花束を献花したり、記念館ではなにか土産の品を購入したり)・・・ああ、こういう観光客に出会う縁に、感謝。
さて、明日も頑張るか。