好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

行き場

イメージ 1どういう事?洗車をしてる途中に気がついたんだけど、これ、リアバンパーとの隙間に引っかかっていた・・・あり得んことでしょう。ハハッ、ガス給油所でしょ。そうだけど。ガス給油所に届けたらいいよ。 へっ・・・?
聞いたら、結構よくあることらしい。誰か別のドライバーが車内の忘れ物の処理に困って、面倒くさいから誰か他の車に引っ掛けるんだと。なるほど、これであり得んことの真相は分かった。
しかしなぁ、人の車に引っ掛けるなよ! 気づかずにそのまま走ってたら、どこかの道路に落っこちて、他の車両にひかれて破壊だ。ま、それを知った上でのこの仕業だと思うが。なんでこいつ、給油所に届けなかったんだろう?そうか、給油所からも「会社に持って帰ってください」と言われるのが分かっていたんだろう。
さて・・・給油所に戻してもいいけど、これ、絶対持ち主の元に戻ることないな。

沖縄戦のある部隊長(あえて言うと、山部隊第二野戦病院の小池勇助病院長)の言葉。南部で追い詰められ、いよいよ同行していた女子看護隊に逃げるのは不可能とはわかっていながら、解散を告げざるを得なかった。「絶対死んではならぬ。生きぬいて親元に帰れ。死ぬことだけがお国に尽くすことじゃない。あなた方は前途ある若き女性である。生きてこれから日本の国を担っていく任務がある。決して死んではならぬ」 解散して逃げまどう女子学徒が、アメリカ兵の吸い残しの煙草を見つけた。「これ、隊長さんにあげて来るよ」と急いで壕に戻った。しばらくして学徒は泣きながら戻って来た。「隊長さん、自決してたよ。」 (小説「島に上る月」の一節)

この、腕時計、このままじゃ無駄死にだな。どうする。