小さな喜び

おいおい、ｿﾛが始まったぞ。賭けﾎﾟｰｶｰみたいなもんだけど、配札の交換ができないからほんとの一発勝負だ。ま、競馬や株の醍醐味からは程遠い。「いいんだよ、なんでも小さな喜びを見つければ。」、「それもそうだ。」

ﾄﾞｱが開いた。「いいですか？」　見知らぬ男が入って来た。「あ、ﾀﾞﾒﾀﾞﾒ、ﾒﾝﾊﾞｰのみのお店ですから」とむげに断った。「いいのか？」、「いいよ、一見さんには嫌な目にあってるから」、「ま、ﾏｽﾀｰがそう言うならそれでいいけど」。

「肘の痛みは？」、「おお、どうも温めるよりは冷やした方がいい感じ。しばらくそれで様子見るよ」

またﾄﾞｱに控えめなﾉｯｸの音が。ん？今度は、誰だ？

お、ｼﾞｭﾘたちの訪問だ。悪いなみんな、そっちはそっちで将棋でもｿﾛでも勝手に楽しんどけ。こっちはｼﾞｭﾘたちとお喋りﾀｲﾑだ。あ、これからﾀﾊﾞｺ禁煙！

こりゃ、ｴﾝｼﾞｪﾙﾗﾝﾌﾟもいつまで持つかわからんな(笑)。