好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

現在過去未来

戦後70周年、TVで戦争特番がよく流れるせいだろう、叔父の与並岳生(よなみたけお)著の「島に上る月」(沖縄戦全8巻)をもう一度読み直してる。軍隊の階級や指揮系統、米軍の侵攻経路、日本軍や住民・教職員・学徒などの退却ルートを理解するに欠かせない沖縄の地理、旧制の学校制度(国民学校や旧制中学、師範校)などは、一度調べながら読んでるから、前ほど途中で途切れ途切れながらと言うこともなく、スピード感よく読み進められる。
ああ、あの案内板すらなかったあのガマ(自然洞窟)はそうだったのか、ああ、あのため池はあの時のあの池だったのか・・・何気なく見過ごしてきた一つ一つが70年前当時の映像と一致して来て驚く。

台湾だな、お揃いのTシャツ・ユニフォームを着た4名の男女。市内のホテルにでも戻るのかな、と思いきや、スマホでここと、美浜(みはま)の「アメリカンビレッジ」だ。なんか夏休みが終わって久しく長距離がなかったから、ちょっとビックリ。「ありがと・ござい・ました」と丁寧なお辞儀と日本語で降りて行った。あそこ、まっすぐ行くと綺麗なビーチがあるからね、では、いい時間を。
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ちょっと、ビーチでも覗いていくか。・・・やっぱり、なんやかんや言っても、平和な時代だ。あの学徒たちのどうにもならなかった運命を思うと。