元気注入

今夜も鳴いてくれた夏の虫、ｶﾝﾀﾝ。飼ってた子犬が玄関から駆け寄って来てくれたような懐かしさ。そうか、始業式か。昨日は休んでたから昨日なのか今日なのか分からないが、夏休みの宿題を小さな体に引きずるようにして登校する姿も懐かしい。

旧盆初日、内地で言う「迎え火」の日。それでなのか、街のあちこちで渋滞が激しい。信号待ち。んっ、どうした？前の車の運転席から手が伸びて振ってる。向かい側の舗道に知人でもいるのか？誰もいない。しばらくするとまた運転席から手を振ってる。おかしいなぁ、昨日の風邪気味の頭で、俺にだけ見えないのか？と、その車のﾄﾞｱが開いて、男が出てきた。・・・なんだ、奥間さんだ。俺に向かって手を振ってたのか。ｽﾝﾏｾﾝ～、全然気がつかなかった。「どう、調子は？」、「お盆のせいか、全然だめですよ」、「頑張って。これ、持ってって」と、ﾄﾞﾘﾝｸに稲荷寿司。ありがとね～、奥間さんもゆっくりお盆を休んで。

さて、風邪は完全に遠のいたと思うが、ちょっと今日は無理は控えるか。と、どっこいそうはいかなかった。奥間さんからの差し入れの後、超短距離のお客が突然立て続け。時間も延長になり、終わって見れば今月最高の水揚げでﾌｨﾆｯｼｭ。

さあ、帰って世界陸上を観るか。限界に挑む世界の超人たちを観れるのは、めちゃくちゃ面白い。「無理を控えるだと？冗談だろ、これくらいで」と、ﾊｯﾊﾟをかけられてるようだ。