好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

島に上る月

イメージ 1
終わったか、GW。最後はやはり客船「SAPPHIRE PRINCESS(サファイヤ・プリンセス)」で締めだ。しかも、「沖縄ワールド」、南部の鍾乳洞、玉泉洞(ぎょくせんどう)までの台湾からのお客さんだ。
これで29日から始まったGW中に、新原ビーチ(南部)、北谷美浜(中部)、奥武島(おうじま、南部)、で今日沖縄ワールド(南部)。費用タダどころか、チップは頂くし、もずく天ぷらはごちそうになるし。

イメージ 2それより、今日、叔父の小説「島に上る月(沖縄戦史)」8巻すべて完読~!これまでの記録は吉川英治の「宮本武蔵」6巻だから、新記録だ。短編推理小説ファンの自分としては快挙だ。しかし、叔父の「島に上る月」、見事な出来だ。最後の締め、なぜタイトルが「島に上る月」だったのかも、締めの付録というか付け足しのエピローグも・・・見事、小説を読んで涙を流した(車の中だから誰も気づかないし)経験は記憶にない。
観光地の帰り道、一人南部のサトウキビ畑の広がる農道を走っていても、遠くに小さな山や丘を見ても、「ああ、ここも、・・あそこも、師範学徒やあちこちから召集された女子看護隊のみなさんが<死の彷徨>と呼ばれる、死に物狂いで駆け抜けた場所だ・・・」と。もちろん、一般県民(お年寄りや幼い子供たち)も、地元召集男子の「防衛隊」、「義勇隊(熱血勤皇隊)」、「女子挺身隊」などもだが。

この津嘉山(つかざん)バイパス新道、見事な近代的なトンネル・・・この山、首里の軍本部がいよいよ撤退を余儀なくされて首脳部隊が避難した最初の本部壕跡地とは、どれほどの人が知ってるだろう。(トンネル工事の時、地下壕の一部が発掘で出てきた)
イメージ 3