「ここ、わかりますか？」 たどたどしい日本語。ｱｼﾞｱ系の若い外国人。ｲﾝﾄﾞ人かなと思ったが、それなら英語で話しかけてくるはずだ。 英語でいいですよ、と答えた。・・・免許を国際免許へ切り替えに行くんですか？ はい、と身を乗り出して話しかけてくる。 お国は？ 「ﾈﾊﾟｰﾙです」 えっ！
地震、大変ですね。
ｶﾄﾏﾝｽﾞ、大好きですよ。昔、行ったことあるんですよ。
彼もホッとしたのか、「家族、大丈夫。家、壊れた。とても心配」と、ｽﾏﾎを取り出して現地の写真を次々と見せだした。
どんどん犠牲者の数が膨れだしてきた。「皆さんの無事を祈ります」とおろした。これしか言いようがない。
