好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

古都カトマンズ

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静かにノブヒロと将棋の勝負に向かっているときに、ネパール大地震のニュースが。震源地はカトマンズの北西80キロか、近いなぁ。
インドのベナレス(バナラシと発音するのもある)から軽飛行機に乗ってカトマンズ空港へ。目の前に絶壁が近づいてくる・・・おいおい、どうするんだと思っていたら絶壁の直前で急上昇、崖の頂上までたどり着いたと思ったら、平行飛行に移ってストンとカトマンズ空港に着陸した。ここが、カトマンズか・・・すぐ向こうにエベレスト山脈がそびえ立ってる。安宿を探す。そこから先は飛行機で移動せざるを得ない(ビルマ-今はミャンマーという)の陸路ができず、旅費が足りない。カメラを売り払った。これでこの先の旅で写真を撮るのは諦めた。

イメージ 2ゆったりと流れる古都、気が付いたら1週間も滞在した。古い街並み、目を見張るほどの神々の像。目の玉で有名なストゥーパ(仏塔)を目指して山道に入り込んだ。
イメージ 3途中の山奥のある寺院の壁面にあっと驚く数の木彫りの「男女結合」の像が並んでいた。(→写真は石造だが、見たのは日光東照宮のような木彫りだった)。男女結合の体位が煩悩の数108つかと思うほどあっただろうか・・・これが有名な「セックス寺院」とよばれるものか、インドの影響が色濃くここまで残ってる。寺院はずれの野原に数人の衣裳もきらびやかな女性たちが座って談笑しながらこっちを振り向いて見ていた。いずれもこの世にこんな美女がいるのかと・・・ホント、そう思った。
静かな古都。どれほどの地震に見舞われたのか、TVニュースが気になっていた。
「お、やったか、どれ、こっちは中飛車で行くか。」