好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

こんな日あんな日

イメージ 1
なんだ、このタクシーの数は・・・。街を流したってお客さんが付く自信が全く感じられない日がある。今日がその日だ。今月から久しぶりに台湾からの定期船 Aquerius がやってくる(毎週火曜日)。どれ、待機に向かうか。・・・ひぇ~、なんじゃこの待機タクシーの数は。はぁ~、ここもだめだ。やめた、空港待機へ回ろう。ここもいっぱいか。2時間待ち覚悟だ。こんな日は売り上げはさっさとあきらめる。叔父の小説「島に上る月(全8巻)」を読んで過ごす。今日で4巻目を完読。ふぅ、こんな日に限って空港からのお客さんも超近距離だ。あきらめ、あきらめ、今日はもうどうでもいい、最後も空港待機で結末を見届けるか。しかし、ノロノロだな・・・帰社時間に間に合わなかったらどうすんべ。
ほっ、やっと自分の番だ。「お疲れさんでした、どうぞ」。若い男性客「美浜へ」と一言。 美浜か・・・えっ、え~っ!美浜か!なんと最後の最後に長距離だ。「息子の入学式で来たんです」 聞くと、ちょっと複雑。茨城県出身だが縁あって沖縄の嫁(読谷出身)に出会い・・・子供の保育園・幼稚園が決まらず、やむを得ず嫁と子供を沖縄に戻して・・・と云々、ここにも待機児童の問題か、ほんとに深刻だ。
会社に電話「すみません・・・(事情説明で)帰社、遅れます。すみません!」、「気を付けて、安全運転で」。

はぁ~、1時間遅れ。もうすぐ夕刻だ。お、あの後ろ姿は、Aqueriusか。今日は縁がなかったな。またな。