春暁

やばい、風邪で2日間寝っぱなしがたたって、まだこんな時間なのにやけに眠い。逆らわず、寝るか。

今にも海に入りたそうな浜辺のみなさん。まだ、冷たいぞ～。近所の緋寒桜（ヒカンザクラ）もすっかり葉桜。

この眠たさは、春の気配が近づいてきたこの気候のせいか。＜春眠暁を覚えず＞（春暁）だ。

ところで今思い出した。この「春暁」の詩はこう続く＜夜来風雨の音、花落つること知る多少＞　この詩の意味、ずっとこう思っていた。＜うつらうつらする頭の中で・・・外は凄い雨が降ってるなぁ・・・。朝起きて外を見て、ありゃ、なんだ、あれは雨の音ではなく強風に飛ばされた枯葉が壁を叩く音だったのか＞と。完全に間違い。春に枯葉が嵐のように降る訳がない。長いこと、勘違いのまま日にちが経過してきた。

他にもあるだろうな。気づいてない間違い。ま、いいか、気づくまでは。