ブラック・ユーモア
フランスのイスラム指導者を風刺する新聞社襲撃が大問題になってる。
「今年はさ~、不思議だけど庭のビワが全然なってないんだよな、やっぱり気候のせいかな」 ゆうじ~、気になってちょっと調べたよ。冬に花咲くイメージのビワだけど、果実はず~と後になっての夏と書いてある。ハハッ、季節感があやふやになってきてるのは植物のほうじゃなく、人間の方かもしれん。
もしそうなら、気候というより受粉に欠かせないミツバチの減少じゃないかと思った。
そのフランスのイスラム指導者への風刺画騒動だけど、ミツバチを連想した。自分の女王蜂(はち)の巣を守るために働き蜂は一生を終わる。アリも、女王アリのために兵隊アリがせっせと働き一生を終わる。
だけどなぁ、風刺やパロディやブラックユーモアなど、根付いてない国々の土俵にずかずか入り込んできて、これが俺たちのルールーだというのは言論の自由のワクを超えてるんじゃないかな。かといって、新聞社襲撃を正当化する気はさらさらない。「風刺」はどこか、読んでクスッと苦笑いする部分がある、イスラムに的(まと)を絞って商業主義的な風刺が、いつしか単なるヘイト・スピーチになってたことはなかったかなぁ。巣を荒らされたら反乱を起こす働きバチや兵隊アリがいるのは容易に想像できるだろうに。
なんせブラックユーモアはそれを言う方も聞く方にも相当な開きがあるから、気をつけなきゃ。
もずくうどん、伊平屋(いへや)産か。ジャスミン、ありがとね。金丸(第2尚氏王統始祖尚円王)の誕生諸島か。今年は行ってみようかな。