好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

言い訳

アジア大会とは言え、強いね~日本柔道、特に重量級が。
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ん?あれは、なんのモニュメントだ?那覇港に隣接した東町。ここ那覇港付近は言わずと知れた琉球王国時代の那覇の中心地だ。なんといっても貿易のプロ集団が住み着いた久米村があった(↑久米村発祥の地の記念碑)。中国からの冊封使琉球滞在所「天使館跡」も、琉球を実質管理していた「薩摩藩在藩奉行所」もここにあった。

イメージ 2なんと言ったって、庶民の胃袋であった那覇市場も(戦後強制的に今の牧志公設市場界隈に移された)、那覇大綱引き(今は久茂地交差点)もここだ。近代に入っても、那覇市役所や郵便局、知事公舎も、遊郭(渡地(わたんじ)や辻町)も・・・今の国際通り那覇の郊外というよりは、かなりはずれのなにもない野っ原だった頃だ。当時の人々で埋まってる那覇市場の写真→を見れば想像がつく。

街角のモニュメント、最近はこんなのを見ると車を停めて確認する癖がついた。ほぉ~、東恩納寛惇(ひがしおんなかんじゅん)生誕地跡か。琉球歴史の権威だ。
しかし、すごいな。隣り西町ではあの「沖縄学の父」伊波普猷(いはふゆう)、久米村の程順則(名護親方)、那覇港をはさんだ向こう岸の垣花(旧儀間村)では儀間真常、そうそうたる人物がきわめて限られたこの界隈で誕生している。

あのさ~、感心してないで、タクシーにもっと身を入れろって・・・か。どうも、というか、一応「タクシー観光ガイド」の資格者としては・・・スンマセン、いいわけです。