好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

マッサンと呼ばれていた政孝

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飲んで、「間」をおいてまた飲み直すのはきついよ(笑)。難しい話しはよそうよ。

ちょっとビックリしたのを冷静に隠したつもりだったけど、顔に出ただろうな。
昨日の「蔡温(さいおん)橋」。「蔡温の前にもあとにも蔡温な」しと書いた。国府(国王の先生)であり王子に帝王学を教える役、これが先にも後にも蔡温以外にいなかったからだ。陰ながら国を裏から動かす人。
が、政治の実践者でもあった。-三司官-そうだね~、今でいう内閣三役の一人とでもいうか、の人でもあった。
田畑の転換禁止(田畑と山林の境界の明確化)、傾斜地の開墾禁止(治水工事)、農民への土地保有権、農地の境界線明確化、災害時の備蓄制度、農民の共同税負担組合(ユイマ-ル=助け合いの起源)・・・すごい、1700年頃、今から300年も前の話しだ。中国や薩摩(江戸幕府の窓口といっていい)との摩擦を避けるための琉球の財政基盤を築いた人。もちろん、彼一代でできる改革ではない。見ての通りそれは現代の農林業政策に引き継がれている。
「すごい人だけど、蔡温も農民からは嫌われてたからなぁ」 へっつ?私の師匠の一言に・・・? 土地区割りや、船(丸木船)や家、薪(火力燃料)の利用を厳しく制限したことで相当の反感・怨みも買った、・・・そういうことか。
なんでも、一事を成し遂げるとは大変なことだ。

NHK朝連ドラ「花子とアン」も拍手だったが、いよいよ始まる「マッサン」!覚えているかな、1年前にブログに書いた。ニッカウイスキー創業者、竹鶴政孝とその妻リタのウイスキー造りの波乱と感動の人生だ。いやぁ~ニッカウイスキーの「竹鶴」や「余市」はこれから大変だ(笑)。あ、サントリーは・・・ちょっと悔しいだろうが、ま、それはそれでしょうがない。
なんでも、一事を成し遂げるとは、大変だ。昨夜のウイスキーがまだ残ってる・・・。