好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

夢芝居

スコットランドが独立したら、ゴルフの最高権威「全英オープン」はゴルフの聖地「セント・アンドリュース・ゴルフコース」で開かれるんだろうか?年ごとにあちこちで開かれるが、5年に一度は必ずこの聖地で行われる。えっ、そんなのは取るに足らん問題だと?・・・いや、気になるんだなぁ、生みの親か育ての親か。
ま、メディアは大騒ぎしてるけど、そのままイギリス連邦に留まるよ(独立はない)。結果は明日の午後か。

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本日二度目の空港からの戻り、うみそらトンネルを出たところでふと海を眺めたくなった。パトカーは・・・いないな・・・脇に車を停める。
「え、何処?ウンタマなに?」 同僚との朝の会話。 琉球史跡めぐりサークル、毎月どこかゆかりの地を訪問して歩くなんともうらやましいサークル。いつかは入ってやろうと思ってるが。いまはその同僚が自分に琉球史を教えてくれる師匠だ。「なに、そのウンタマなんじゃらとは」、「ウンタマギルだよ。今月は糸満市の与座にある彼のお墓訪問だよ」
ウンタマギル、漢字で運玉義留、昔から語り継がれ芝居にもなってきた沖縄民話、悪徳大金持ちから金を盗み出し貧しい農家の人たちに分け与えた、沖縄版「ねずみ小僧」だ。運玉森(西原町)を隠れ家にしてた義留村(糸満与座)の怪盗だ。
へぇ~、架空の人物なのに、お墓があるのか・・・。阿呆かと思うだろうが、当たり前だ、そんなお墓を信じてる馬鹿はいない。なぜそんな民話が延々と語り継がれてきたのか、その背景から当時の琉球の歴史が見えてくる。飢餓と権力に抵抗する農民たちの夢が見えてくる。
スコットランドの独立運動、英国の植民地支配にくっついて莫大な利益を得ていた時代もあったのに・・・背景から、時代の移り変わりが見えてくる。