好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

偉人、儀間真常編

あぁ~なんだこのタクシーの数。三連休初日だから?読めない。どこにいっても前にタクシーがいる。ま、今日はいいか・・・どこ行こうか、そうだ、昨日書いた儀間真常のお墓でも見に行くか。金城ダムを見下ろす高台。
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琉球の五大偉人とは、琉球歴史編さんの大先生伊波普猷(いはふゆう)-沖縄県立図書館初代館長が著書で5名を挙げてからそれが世間でごく自然に受け入れられ当たり前のように言い伝えられてきているような気がする。
生まれた順に、儀間真常羽地朝秀程順則、蔡温、宜湾朝保だ。ま、地元の人でもその5名の名をすらすら挙げられる人はそうそういないだろう。
儀間真常(ぎましんじょう)、若い頃はごく普通の人だったらしいが、儀間村のそうだね~いまでいう村長に任命されてからとでもいっていいか、人が変わったように飢餓に苦しむ国民のために産業振興に目覚めた・・・一般的にあぁ~あのサツマイモの・・・そう、野国総監という人が中国から持ち帰った芋に目を付け、その生産を琉球全土に広めた人。のち薩摩(鹿児島)の人が大和(江戸幕府)に持ち帰って日本に広めたから「サツマイモ」と言われているけど、ほんとは「琉球芋」だ(笑)。
その後も木綿(コットン)の綿(わた)からの糸・布の大量生産-後、琉球上布や絣(かすり)の生産に発展、それからサトウキビからの黒糖の大量生産・・・どれもこれも今の沖縄の基幹産業になってる・・・という偉人の名にふさわしい功績を残した人。

イメージ 1首里を見渡す高台から(首里崎山)、今でも静かに琉球をながめているのか、威風堂々としたたたずまいだ。
ん?タクシーは?今日は観光ガイドの勉強日だ。