好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

中秋の伝説

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源為朝、知らんよなこんなの、紫式部(源氏物語)や清少納言(枕草子)がいた1000年頃の平安時代の武将だ。ところが、沖縄の人は知ってる人は知ってる。琉球には「為朝伝説」が延々と伝えられてきているから。

イメージ 5かいつまんで話せば、戦(いくさ)に敗れた為朝は伊豆大島に流刑となったけど、この人尋常じゃない、逆にこの伊豆大島を征服した。(後白河)天皇の兵の追討ちにやられて最後は自決した。と、歴史上はそこで終わっている、が・・・続きがある。自殺したんじゃなく島を抜け出したが黒潮に流されたどり着いたのが琉球。そこの女性と一児をもうけたが後に大和へ帰った。その一児が後の琉球王家の始祖、舜天(しゅんてん)だ・・・という伝説。
いろんな歴史書や文献に残されている。女性と子は為朝が戻ってくるのを祈りながら待ち続けた。その祈りの御嶽(洞窟)「牧港ティランガマ」、みんなはこの地を「待ち港」と呼び、今の地名、牧港(まきみなと)の由来になってる。

こんな所に・・・狭い洞窟、背をかがめないと入れない、天井の鍾乳洞から水滴が滴り落ちる。そんな大昔の事・・・信じる信じないはその人次第。だけど、火のないところに煙は立たない。

イメージ 1このガマ(洞窟)を出たとたん、空港行きのお客だ。今朝も既に一度乗せてるし、そのあとも、今日は久々の空港3回だ。先週から大台が続いている。同僚たちから「いよっ、○○(会社名)の錦織(にしこり)圭、ただ今絶好調!」と冷やかされる。今日は十五夜(中秋の名月)、朝の月がツキを呼んだかな。

実際のガマの中は、↓こうなっている(別の史料から)
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