好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

夏のミステリー、占い師

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あった・・・コーヒーショップ「ASANO」のみちこが言ってたミステリー、知らなかった。
首里城近くの尚家の歴代王の墓陵「玉陵(たまうどぅん)」(写真は5月訪問時の)。そこの石碑には王家の入れてよい人物と絶対に入れてはならん(1万年たとうがダメ、入れた奴は呪い殺すとまで)人名が尚真王の遺言として彫られている。ところが不思議なことに名前のない柩(ひつぎ)」が一つある。
王の寵愛を受けていた占い師を他の家臣たちがやっかみ「この箱の中にネズミはなん匹おるかあててみよ」と試した。占い師は「3匹です」と。 ほれこの占い師は嘘つきだ、中には1匹しか入っておらん、占い師は処刑を言い渡され刑場へ連れて行かれた。そのあと箱を開けるとなんと1匹のはずが3匹・・・子をはらんでいたねずみが出産していた。あわてた王は処刑を止めよと使いを走らせたが遅かった。疑ったことを悔やんだ王は占い師の柩を王家の墓に埋葬した・・・。伝説だが、しかし、絶対王の遺言にない、この名前のない柩(ひつぎ)はいったい。
系譜をたどると尚真王4男の血筋にたどりつくというASANO家・・・の、みちこの話につい夢中になり、時間が迫っていく、仕事にもどらねば、いや観光ガイドとしてはこういう話しは知っておかなくちゃ、と。迷ったことを占い師が祟(たた)ったのか、今日は今月最低の水揚げだった、トホホ・・・。