好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

夏バテ防止

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三重城(みーぐすく)漁港へのお客さん。なんせ、朝一のお客さんが「海」だと、その日一日がすがすがしい。
しかし、今日も今シーズン最高の暑さ更新。昼からだんだんこたえてくる。水も、500mペットボトル4本分(2リットル)は飲んでるだろうか。あとは栄養だ。沖縄はなんといっても豚肉だ。てびちに三枚肉そばにラフテーにミミグワーにスーチカに中身汁に・・・。で、保存食の味噌煮三枚肉を作った。
 
イメージ 2沖縄は昔から豚肉があったわけじゃないよ。つい最近からだ(歴史のものさしから言えばだけど)。昔は肉といえば沖縄は牛肉だった(へぇ~、だ)。・・・ちょっと歴史の話になるけど・・・1609年薩摩(鹿児島)が琉球侵攻し実質支配下に置かれたあとだ。羽地朝秀という(琉球の5大偉人の一人)政治家が農地大改革で農耕用の牛を「食べるな」とした。お祝いに牛肉が出せないと農民からは相当の反発があったけど、同時に冊封使 (中国からの使者)接待用の豚肉も不足して薩摩から取り寄せていた。ちょうどそのころ「唐芋(のちのサツマイモ)」が儀間真常(この人も5大偉人の一人)の手で各地に普及しはじめ琉球の産業の大きな支えになった。そのイモの葉が豚の餌になる(飼料がいらない)ということも重なって急速に「豚肉」がひろまった、というわけだ。
 
ふう~、なんで「味噌煮三枚肉」から、こんな歴史の話になっていく?(笑)