好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

小桜の塔、対馬丸記念館

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「お母さん、よかったね、顔がみられて」、「綺麗だったね~皇后さん」、「今日はなにかいいことあるかな」。天皇・皇后さんの車を待ってて帰るお客さんを3組乗せた。
目の前を白バイに先導された黒塗りの車が走り去っていく。天皇・皇后の「小桜の塔」、「対馬丸記念館」の訪問後の帰りだ。残念、沿道の人ごみで顔は確認できなかった。沿道に「沖縄に来てありがとう」の横断幕を持った一団が。携帯で写真を撮ってると、ドアをコンコン叩く音。ん?おまわりさんか?まずかったかな・・・なんだ、マリちゃんか。Reeのまん前だった。どこ行くの、実家、乗って、送ってくよ。
 
イメージ 2「シートありませんか?濡れているんで」波の上ビーチから上がってきたばかりの若い女性。タオルを敷いて送る。「あ、そこでちょっと停めて・・・運転手さん、お昼まだでしょ、弁当食べます?」、「いや、いいですよ、ちょうど戻って食べるところだから」、「いいでしょ、ここの弁当美味しいんだから」 あ、あ、いや・・どうも。
 
前の信号が赤のまま。おまわりさん数名が向かい側の車をどんどん手信号で流させている。こっちは完全にストップだ。「天皇が空港へ帰る時間ですね。侵入を止めていた車両を今どんどんさばいているんですよ」と説明。納得したのか、夜勤明けでこれから帰宅するという若い男性。首里までの中距離だ。やっと動いた。車中世間話ししながら進めていると、お客さんが「あれ、運転手さん、メーター倒れてないんじゃない?」 あちゃ~、動いてからメーターを倒そうと思っていてすっかり忘れた。いいですよ、ここから入れましょうね。到着~。「いつもはタクシーに乗ったとたん寝るんだけど、・・・楽しかったんで、これ、いつもこれくらいはかかってるので、釣りはいいです」と倒し忘れたメーター分まできちんと支払ってくれた若者。
 
女子高生のグループが手を上げた。どしどし乗り込んでくる。・・・5名だ。「きゃぁ~エアコン涼しい~きゃあ~」 賑やかな友達グループ。「(5名は)交通規則違反です!」と冷たいひと声を掛けたら、一瞬、し~ん。「はい、いいよ、~までね、行くよ、おまわりいたら一人しゃがんで」、また、きゃぁ~(笑)。 
なぜか昨日に続いて今日もよくお客さんがつかまる。連続大台で終了~!
 
イメージ 3記念館の裏の空き地にはパトカーやら警察車両が所狭しと待機。大変ですね~。