好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

タクシーの忘れ物

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「運転手さん、忘れ物だよ」 えっ~、しまった、携帯だ。さっきのお客さんだ、・・・もう名古屋へ飛び立ってる頃だ。腰をひねって後部座席を念のため確認するが、運転席の真後ろで目が届かなかった。
 
おしえてくれたお客さんを目的地へ降ろしたあと、客船の待機時間がギリギリで待機プールへ駆け込む。同僚がいた。忘れ物の件を話す。名古屋か・・・警察に届けるしかないな、と。 んんっ・・・どうする。
 
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客船からのお客1組を乗せたあと、時間はちょっと経ったが、・・・行くか。「すみません、今日の午前8時半にこちらのホテル(パシフィック・ホテル)から乗せたおばちゃん3人組のお客さんに間違いないと思います。名古屋からと言ってました。警察に届けると失くした人の手元に戻るのはかなりてこずると思うんですよね。ホテル側でなんとかできませんか?」ホテルのフロント嬢たちはすぐにお客さんを確認しますと、快く携帯を預かってくれた。
 
言っておきますが、普通タクシーはここまではやりませんよ。お客の中には「忘れ物の確認をするのも運転手の仕事だろう、持って来い!」という輩(やから)もいるからね。持ってこいって、どこまで、時間をつぶして、しかも無償でか・・・。普通は帰社後会社に報告して預けるだけです。県内の人なら沖縄タクシー協会に電話すれば各タクシー会社に問い合わせが来て調べてもらえるけど(財布などの場合は確実とは言えない!)、名古屋じゃなぁ。名古屋は4年間単身赴任でお世話になった地でもあるし、あのおばちゃんたち、慰霊の日にわざわざ沖縄まで来て、平和行進に参加したと言ってたし。
あとは、ホテルのみなさんがうまくやってくれるでしょう。
雨の一日、なんと大台で終了~。なんか、いいことしたのかな?