好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

十字架

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人の動きはほんとに読めない。6月に入ってまるで人の動きが感じられなかったが、今日はどうしたことか、忙しさが突然戻ってきた。さて、もうもどってガスを充填して洗車して終わろうか、とと、お客だ。時間前のギリギリのラスト客だ。「どうぞ、どこまで?」、「泊高校までね~」 近い、よかった。
「泊外人墓地」の真向かいで降ろす。ほぉ~、雨に濡れ綺麗に手入れされた緑の芝生と白い十字架のコントラストが綺麗だ。
イメージ 2昨晩は名城が新聞の切り抜きを持ってきた。彼も偶然だが5/1の最初のページを読んではまったらしい。琉球の歴史に。で、しっかり切り抜いていて第1部が終了したんでわざわざ持ってきてくれた、と、そういうことだ。
偶然だが最初のページに「泊外人墓地」の写真が載っている。前にも書いたが、「ペリー黒船上陸記念碑」がその墓地内に建てられている。琉球がその後次々と大国という大波に翻弄され始めた最初の出来事だ。
「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」と詠んだのはあの松尾芭蕉。雨に濡れた十字架も紫陽花(あじさい)のようだ。
 
こんなちっぽけな島なのに、なんせ相手が強国の中国や大和(日本、)米国だ。したたかに生きてきた琉球王国(沖縄県となってからも)の歴史、面白い。
あ、お客だ、きょうは ここまで。