好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

だから

さすがにちょっと中断しよう。「古きを訪ねて新しきを知る」というけど、どんな「古き」を訪ねるかはひとそれぞれ。どんな「新しき」を知るかもわからん。昨夜から琉球の歴史をつまみ食いして今朝起きて続きをして、もうこんな時間だ。当たり前だろう、何百年の歴史を一夜で読みきれるわけがない。
街中を流していて、もう誰も気に留めてない忘れ去られたような石組み一つ一つにも歴史があるもんだな。しかし考えてみたら、それを説明しても「だから、なに?」と言われるのがオチだ。
 
尚巴志(しょうはし)が三山統一、琉球王国誕生、沖縄の人なら誰でも知ってる。三山って?いつのこと?そのあと家臣の金丸(かなまる)が王位につく。金丸って?亡くなった政界の黒幕金丸信なら知ってる。それは、金丸(かねまる)だ!足利(室町幕府)が滅びんとし、織田信長が台頭、まさに戦国時代に突入する(1450年前後)あの時代の頃だ、と言えば、少しはぴんとくるか。
 
イメージ 1じゃ、それより以前の琉球は?「ぐすく」と呼ばれる「城」が何百とあって、それぞれが小さい領土内でそれなりに暮らしていた。その頃の内地は、「枕草子」や「源氏物語」(平安時代)の華やかな時代から「平家物語」や「方丈記」、「徒然草」(鎌倉時代)の盛者必衰へと続く無常感漂う時代だ。中国は何してたんだ?「明朝」か、が、そろそろ「清」によって滅びんとする、あの国も戦国時代だ。
 
ふう~、これでも歴史の一コマ。ま、いいか、崇元寺(そうげんじ)、玉陵(たまうどぅん)を知ったところで、終了~。
んっ、だから、なに・・・?