開き直り

 

本日、なんと、すぐ前の空車やまさに目の前の反対車線側でお客を拾われること15回。6、7回という記憶はあるが、15回！15回だ。唖然、呆然、意気消沈・・・。自分だけが落ちこぼれのような、取り残されたような、人間性を否定されたような、そんな憂鬱な気分になる。Uﾀｰﾝしたり、休憩で「間」をとったり、思ったﾙｰﾄと逆のﾙｰﾄを選んだり、なんとか負の流れを断ち切ろうともがき苦しむ(ちと大袈裟-笑)、が～、こんな日は悪魔が背中に張り付いたように離れない。

まずい、注意しろ、こんな時だぞ、事故を起こすのは。

 

＜友がみな 我よりえらく 見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ＞（石川啄木「一握の砂」より)　彼もそんなｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽを感じた日があったのだろう。しかし、啄木、たいした詩人だ。

んん？・・・お前、花を買っていく相手がいるかって？ﾊﾊｯ、開き直り！