好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

無形文化遺産

確か「和食」ってついこの間ユネスコの「世界無形文化遺産」に登録された。その時も、おかしいだろうと一人で大笑いした。まるで富士山が世界文化遺産に登録されるかされないかで大騒ぎした時のように。されようがされまいが、富士山は「日本人の心のふるさと」だ。(これは、昔しょっちゅう海外出張に行ってた影響もあるかもしれないが)世界の誰かさんからお墨付きをもらうようなもんじゃない。
 
食材偽装は有名ホテルだけでなく老舗百貨店にまで広がってきた。お正月用おせち料理のチラシは軒並み作り直しだろう。ある老舗京都の女将、「あんた、よう憶(おぼ)えときなはれや。屏風(びょうぶ)と食べ物屋は広げたら倒れるで」と。(産経「余録」) 現場は料理長任せ、言うのは仕入れ人件費の削減。消費者も馬鹿にされたもんだ。
 
イメージ 1先日送られてきた手作り宮古味噌で「油味噌」をつくるか。本島では「あんだ(油)んすー(味噌)」という。ピーナッツがあればよかったが・・・まいいか。んん~・・・うま~い!
そういえば、普通の家庭で最近は「味噌汁」が当たり前ではなくなったとか。えっ?そんなのとっくの昔から?そうか・・・。心のふるさと富士山も、文化遺産になったからゴミは持ち帰りましょう、じゃ、ダメでしょう。
無形文化遺産の「和食」・・・当たり前の家庭から味噌汁がなくて、なにが遺産だ。「おふくろの味」を忘れて、なにが遺産だ。は?だから「無形」だってか?へっ、全然笑えねぇ。