好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

奪い合い

呆れるほどの沖縄県内のタクシーの数。規制緩和も度が過ぎると無法地帯だ。バーゲンセールの奪い合いじゃあるまいし。性格がやわなもんだから「どうぞ」とゆずるほうだ。、そんで、タクシーのいない場所、ということは客もいそうもない場所を努めて流すけど、何故かそこに客がいるんだよね。泊埠頭を通る。と待機タクシーの長蛇の列。停めて同僚のベテランタクシーに話しかける。ベテランはこの時間までにたった3組のお客にため息・・・スンマセン、こっちはすでに9組だ。
 
イメージ 1ベテランたちの長蛇の理由。1時間後に慶良間(けらま)諸島の渡嘉敷(とかしき)と座間味(ざまみ)からの高速船の寄港を待ってるんだと。そうか、若狭バースでの豪華客船待ちは慣れてきたが、離島船待ちか・・・。20番目だが、一度体験しておくか。ちょっと休憩もしたいし。
 
イメージ 2来た~・・・ちっちぇ~っ!最初の渡嘉敷船は空振り、わずか5台のタクシーがさばけただけ。これで自分はまだ15番目か・・・ほんとにこれで客があたるだろうか、30分後の座間味船に期待。ベテラン同僚の一人が近くのコンビニに行って戻ってきて「ほれ、暑いからアイスでも食って、大丈夫だから」と差し入れ。現役時代は銀行マンでならしたベテラン先輩、気づかいが嬉しい。
座間味船が来た。下船の客がつぎつぎ乗り込み、タクシーも1台1台と先に進む。ほんとに最後の残り2,3組で自分の番が回ってきた。3名の日焼けした若者、ダイビング帰りの観光客、空港だ~。
ほっ、待った甲斐があったぜ。またひとつ新たな世界に突入~。