好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

走馬灯

かりゆしアーバンホテルの前で熟年夫婦と思われる客の手が上がった。空港だ!ん、また待機のタクシーが出払ってるんだ。「運転手さんは、沖縄の人?」 お客さんからこれまで何度もそう聞かれた。そのたんびに「東京に30年いたんですよ。浦島太郎で戻ってきました」とこたえる。うちなんちゅ~同士では話しの訛りから「あんた・・・の出身だね」とずばり当てられることも多い。なんて、話しをしてたら、お客さん「私はどこの出身だと思う?」と。「んん~、東北の人だと思うけど・・・」、「さすがだね~、北関東です。東北といえば東北に近いですよ」と。おそらく、栃木か茨城のお客さんだったろう。
 
イメージ 1今日の朝一のお客さん、実はタクシー乗務開始から記念すべき1、000組目だった。その瞬間は早朝にあっさりきた。30代の男性、コンビニの前で手を挙げた。「壺川のdocomoショップまで・・・」 ワンコインの近距離。まだ眠そうなお客さん。<お疲れさん、ありがとうね~、お客さん1000人目のお客ですよ>、一人で記念日を祝って、黙って降ろした。
記念日に花を添えるつもりなのか、知ってか知らずか、今日は次々とお客さんの手が挙がった。
 
イメージ 2ふぅ~。休憩だ。泊港に流れる河口。この川ではサメも釣れたことがあるらしい。悪戦苦闘している釣り人になにが掛かっているのかずっと見ていたこともあった。その時は、でかいエイだった。水面に反射する太陽の陽が眩しい。走馬灯。