好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

パンスターズ彗星

ゆうじ~、パンスターズ彗星の観測は、短文で説明するのは実は難しい、のでここに書く。
明日の日曜日の夕刻が近日点通過で(太陽に最も接近する日)、常識的にもっとも輝く(反射する)。その日那覇の日没は18時36分。ただ陽が落ちた直後とはいえ、あたりはまだまだ薄明かりが漂って見づらい。日没後15分後~30分後が恐らく見える時間帯。ただ、時間の経過とともにパンスターズは地平線(水平線)に沈んでいく。ので、時間と高度の兼ね合いだ。真下に沈んでいくのではなく、右(北)方向へ横滑りしながら沈んでいく。高度は、11度の高さ・・・これは右手を前にまっすぐ伸ばして握ったこぶしの高さ。ね~、文字で説明するのはややこしい。
 
イメージ 1明日、18時36分に陽が沈んだら、その15分後あたり、日が沈んだ上に右手を伸ばして拳の上あたりを見る。北極星くらい(二等星)の明るさだから尾を見るのはよほどの好条件じゃないと無理かもしれない。陽が沈む時、そのすぐ上にひときわオレンジ色に輝いているのは火星だ。それを目安にしてもいい。その火星のすぐ左上だ。(写真はインド洋撮影)
ただ、今回見えなくても来週あたりからはこんどは日没じゃなく夜明けの方向から見えるようになる。だんだん遠ざかっていくからもちろん小さくはなっていくけど、3月いっぱいまでは見られる。
 
この前ロシアに隕石が落ちた。人間の技術をもってしても落ちてくるのを予測できなかった。大きな隕石が落ちてきたら地球は滅びるんじゃないかという話しがしょっちゅう聞かれる。隕石(流れ星)は難しいが、少なくとも地球を滅ぼすような大きいのは、その場合は隕石(流れ星)ではなく小惑星(ほうき星も含まれる)だが、それ専門の天文学者チームがある。パンスターズ彗星も目に見えないはるか遠くにある2年前にすでに発見されていた。もしその軌道がぶつかる恐れがあるとしても、今では回避させることができるのが人間の技術だ。
 
・・・やっぱり、説明が長くなった・・・。