好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

推理

イメージ 1推理小説はもともと好きだが、競馬という推理も飽きない。えっつ?競馬って博打じゃないの?ごもっとも、そう思ってる人が普通だ。一体なにを推理するのかと?そうだね~、芝かダート(砂)か、短距離か中長距離か、右回りか左回りか、良馬場か道悪(雨)か、騎手との相性は、逃げ馬か追い込み馬か、どの枠に入ったか・・・難しいのは、レース全体がどういう展開(スローかハイペースか)になるのか、なんといっても「競馬は血のスポーツ」、その馬に脈々と受け継がれてきている血統だ。
 
朝暗い時間帯、ようよう白く明けてくる時間帯、あわただしい通勤帯、お昼時間の前と後、けだるい午後、オフィス街か歓楽街か観光客の集まるスポットか・・・どの時間帯に、どの場所に、どういう客層が。百戦錬磨の古馬は臭いで雰囲気を悟る。新馬戦デビューの2歳馬はどこに走るかわからん。
今日のタクシー、魔の木曜日。これまでの未成熟なデータがそうなってる。なぜほかの曜日と比べて木曜日が悪かったか、そこに競馬仕込みのデータや推理をあてはめる。フムフム・・・かもなぁ・・・、結果、なんと~ナント~、今日の木曜日、予想を覆(くつが)し、客乗せ回数も売上も新記録!魔の木曜日でなくなった。
 
えっ、こんなの推理のせいじゃない?ごもっとも、ごもっとも~。競馬も推理通りに来たら苦労はしない。タクシーも計算通りに客が見つかるわけじゃない。しかしねぇ、推理でちょっとぐらい確率を上げることは可能だ。糸の切れた風船、どこに流されるかただぼ~と見送るだけと、風向きを調べておくのとでは手の打ち方が全然違ってくる。
予想した通りの展開になった時、それが推理の楽しさだ。