好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

驕れるもの

また、歌舞伎界の大物が亡くなった。朝晩の気温差の厳しいこの頃だ、続くねぇ~。
 
<イメージ 1驕(おご)れるものは久しからず、ただ春の夜の夢のごとし(平家物語)>、立春の今日、ポカポカ日和。朝暗い中を馴染みのある新都心を流す。いきなり空港行きの客。「仕事ですか?」、「ええ、宮古島へ、オリックスのキャンプ取材で」、来た~、プロ野球メディア関係のお客の初ゲット。「私も宮古島出身ですよ。しかも、オリックスキャンプそばの小学校出身です」、「へぇ~こりゃ、縁起がいいね~」などど、駆け回るサリーマンとの話も新鮮だし、懐かしい故郷の話しも楽しい。もどってもう一回りするかと、ええっ~、なんとまた空港行きの客。こんなこともある。
 
<昼になりて ぬるくゆるびもていけば 火桶の炭も 白き灰がちになりて悪(わろ)し(枕草子)>。暑さのせいか、昼になるとさすが客足もぱったり。よし、作戦変更。主だったホテルを周る。ほとんどのホテル前は2~4台のタクシーが待機してるのが当たり前。おっ、空いてる、とメインプレス前「東横インおもろまち」に突っ込んでの待機待ち。
しかし、個人タクシーの横柄さはやたら目立つ。ベテランの驕(おご)りだろうか、ルール破り、強引さが目に余る。お客はこんな裏実態など全く知らないだろうなぁ・・・。驕(おご)れるものは・・・だ。
 
さて、昼飯も終わったし、白き灰がちになりて悪(わろ)しの街へ、繰り出すか。