好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

奇妙な取り合わせ

目をつむると開けるのがつらい。昨夜は気心の知れた仲間たちとはいえ、我慢して途中からアルコールはストップしたから残らないはずなのに。昼間は、よく持ったよ。なんせ長距離の知らない道のお客を載せたから緊張がよかった。
 
さて、今日も終了の時刻だ、ガスを充満しにステーションへ、と、入口直前でおばあちゃんが手をぐるぐる回してる。なに?窓を開けて「おばあちゃん、タクシー?」 そう、Uターンしてちょうだいの合図だ。終了時間だが、乗車拒否とおもわれてもまずいしなぁ。よっしゃ。Uターンして「何処まで?」えっ、新都心か、昔「月の魚」の都合4年間住みついてたから、庭みたいなエリアだ。えっ、急いで?よっしゃ、まかせちょけ~、小雨でワイパーを作動させながら裏道から帰宅の始まった渋滞を避けビュンビュン、と、おばちゃんも、70歳ほどだろうか、まけじと、そこ右斜めの細道へ、そこは真っ直ぐ・・と、およっ、おばあちゃ~ん、よく知ってるじゃん。途中パトカーがけたたましいサイレンを鳴らして3台ほどが側を飛んでいく。おばあちゃんも負けじと・・「急いで」と、よほど急いでんだなぁ。誰か身内でも事故にあったのか?トラブルで息子にお金でも届けに行くのか?訳を聞くのもなんだしなぁ。ん、ここでいいの?はい、おばあちゃん着きましたよ、お気を付けて。
なんと、・・・おばあちゃん、パチンコ屋へ入っていきました(笑)。
 
イメージ 1店にもどったら、大家さんから「田舎の庭で収穫したばかりのじゃがいもだけど、はい」と。でこぼこ不揃いのジャガイモほど、味は美味しいとはプロの料理人の言。なんだか、急いで、というおばあちゃんとパチンコ屋が、ダブる。