好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

いい話し

昨夜のブログよ・・Ardbeg(アードベック)が美味しくて、なにを言いたかったのか。あの・・何度も言うけど、私の持論、料理や酒は<誰と一緒か>で決まるもんです。どんな高価な料理も不味(まず)くもなれば、どんな安酒でもほろ酔いの魔法がかかる。
 
今日の占い、射手座は・・オッ、98点。ま、占いで決まれば世の中苦労しない。12星座占いは、その人が生まれた日に太陽がどの星座の位置にあるかで決まる。けど、星空ソムリエの知識から言えば地球はコマのようにぶれながら自転、長い周期では見あげる太陽の位置はその12星座からはみ出たりする。レレッ、どうすんのかねぇ?
 
その女性は生まれ北海道から樺太(当時日本領)にわたりロシア人に巡りあった。ソ連侵攻で離別後3名の子を連れて北海道に引き揚げた。稚内(わっかない)経由で小樽に行く予定が、船酔いで稚内で下船したのが運命の分かれ道。その船は稚内を出たあと魚雷で沈んだ。あまりの貧しさに三男の子も重労働で家計を助けた。大量の薪を割り、ツルハシで道を直し、スコップで砂利をすくう。険しい山に苗木を植え、柄が背丈ほどある鎌で雑草を刈った。・・・のちの大横綱大鵬の誕生だ。(朝日「天声人語」)
入門当時、手も足も出なかったのち最大のライバルとなる柏戸(かしわど)横綱がいた。柏戸は壁にぶつかる感じ、大鵬は壁に吸い込まれる感じといわれた。再起不能とまで言われたケガや病気からなんども復活。翻弄された運命に逆らわず、じっと耐え受け入れてきた強さ。爪の垢ほどでも、見習いたいけどね・・・。