好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

わけわからん初日

イメージ 1流し、と言ったって、どこに行けば?そうだ、まずは、おばぁのお墓参りに行こう。
なんせ客を拾う前からあっちこっちに注意が分散される。あの人、乗るのか乗らないのか、もし手を挙げたら、とバックミラーの後続の車間距離、止まる時のドアと路肩のスペース、足を挟まないよう注意深くドア閉め、「どちらまで」と聞いて、頭は瞬時に目的地と経路でいっぱい、出る際に後続や信号や横断歩行者、道悪やカーブはスローに・・・途中、アチャ~、メーター倒し忘れてるぞ~、着いたら着いたで、メーター停止、料金の授受、つり銭の小銭間に合ってるかなぁ、ホッよかった~、明るく、足元に気をつけて、忘れ物のないように、ありがとうございましたと、さて、日報だ、乗った地名、降りた地名、その時の時間、金額を忘れないうちに、そばを通り過ぎる車の流れで出るタイミングをはかる、よっしゃ、今だ、出ろ~、ガチャン・・れれ、ドアの閉め忘れ・・・と。
 
阪神淡路大震災から18年目の今日、イメージ 2乗務初日、ドアの閉め忘れこそなかったが、乗せたおばあちゃんの目的地が分からず道案内をお願いしたら、ならいいと降りたり、交差点で手を挙げたおばさんに、あっ、間に合わずそのまま通過したり・・ミス連発。「最初からそううまくはいかないですよ(笑)」と、くくっ、慰(なぐさ)めなどいらねぇ~!まったく・・悔いが残る初日。
いつ突然停車しなくちゃならないかが、こんなに緊張の連続だとは。名城~、あんたの域に到達する日は、一体いつになれば~。
 
流しの途中で同級生(田場)の事務所でひと休み。