好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

ガリレオ衛星

東京も相当冷えてるらしいから、星空観測は厳しいかもしれないね。だいたい流れ星も意地悪だ、そう簡単には姿を見せぬものらしい、とは過去の経験だ。我慢できなくなって諦めて帰った後、朝方に集中的に現れるとかね(笑)。
 
イメージ 1今日は星空案内人の望遠鏡設置実技検定。屋外に出て木星を捕らえられるかどうかで試す。なんせ路上実施だから、通りすがりの親子連れやら内地からの観光客やら外人旅行者やら・・・次々と「観せて、観せて」と大賑わい。
では、キャッチした木星スマホで撮った映像を。実際は縦じま模様も鮮やかに見えるけど、スマホではこれが限界だ。となりに見える4ヶの星は木星の衛星、いわゆるお月さんだ。ガリレオ衛星といって、あのガリレオが当時の望遠鏡で初めて確認した衛星だ。1600年頃(日本では、関が原の合戦)。(実際は木星の衛星は63ヶもある!)
 
イメージ 2ちなみに天才ガリレオは「地動説」を唱え、ローマ教皇から終身刑を言い渡された。天動説(地球を中心に宇宙が回っていると信じられていた時代だ)。亡くなるときに「それでも地球は回る」と言った、とかいう話しも伝わってるが、ま、誰かが美談に仕立て上げたのだろう。
 
冬は空気が澄んでいいが、上空の空気の流れが早い日はユラユラ揺れて(シーイング現象)写真を撮るのは結構難しい。倍率をあげてレンズいっぱいに拡大するとすぐにレンズ外に逃げる。通りすがりの人から「なんでなんで?」と聞かれたが、あの~、なんというか、「ガリレオがさ、地球が動いていると言ったからだよ」と笑って答える。