好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

差し芽

一昨日の台風4号は寝てる間にどこかへ行った今日の台風5号の方が一日中ビニールハウスの屋根を激しくたたきつけて台風らしい。だいたい、沖縄の左側を(日本海側を)通過するときの台風は風雨が一段と強い。
 
イメージ 1「苗摘み」に続いて今日は終日ハウスの中で静かに「差し芽」作業。だんだんゴルフのパター練習ができそうな青々とした芝帯が出来上がっていくようだ。こんな摘み取った小さな芽がやがて10日ほどで発根(はっこん)し、命をつなぐとは、ちょっと不思議。
 
一昨日だったろうか、富山で6歳の男児脳死が判定され、両親の決断で他の10歳未満の女の子二人に臓器移植された。人の命を救うという最後の大仕事を成し遂げた我が子の顔に両親はただただ涙を流し暖かい笑みをなげかけた、と。 <わんぱく盛りの心臓と、汚れなき肝臓をもらい、少女たちは未来に歩み出した。会ったことも会うこともない恩人と、二人三脚の日々が待つ。>(朝日「天声人語」)
 
ちょっと、話題が重たかったか・・・。ただね~、臓器を受けた側の両親、与えた両親、それぞれにどんな気持ちだったろうかとつい考えてしまうよ。命をつなぐ、簡単なことではない。