運命の青バナナ

ほんとだ、朝目覚めたら台風はどこ行ったという天気。そうだ、念力で呼び戻そう。外出すればいい。洗濯すれば雨が降るような感覚だ。案の定、外に出たとたん、土砂降りの雨。あの～、余談だけど、英語では　It rains cats and dogs. ( 直訳では、ネコと犬が吠えまくるような雨降り)と表現するよね。 うまいもんだ。

「台風が近づいています、海岸には近づかないように･･･」なんちゅうメディアのしつこい、押し付けがましい報道だ。海岸の荒ぶる波に向かって叫んでこそ！ようやく台風らしさを感じるもんだ(実際は、叫びませんよ-笑)。埠頭には船の影すらみえない。漁船もすべて堤防の奥に集結だ。

これから紀伊半島あたりに上陸か。昨年の土砂塞(せ)き止め湖、いつ決壊すかなどの報道騒ぎを思い出す。

 

よっしゃ～、ちょっとは台風らしさを感じたから戻ろうか。お約束の青バナナのクレープでも。バナナは砂糖水で煮るより、やっぱり焼いた方が香ばしさが出たかもしれない。ピーナッツバターやらスカイツリー・ハチミツを塗りたくってロール巻きにすれば完成。味は？台風被害でやられたかもしれないところを生き延びた、運命の青バナナの生命力、思いやりのスカイツリーハチミツ･･･不味(まず)かろうはずがない。