好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

エリザベスと競馬

英国、エリザベス女王在位60年行事で盛り上がっている。7月オリンピックも控え、経済状況最悪の英国がしばしひとつになってる。
イメージ 1欧州競馬3冠というレースがある(日本メディアが勝手にそう呼んでるだけだけど)。英国ダービーとキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスという長ったらしいレース、それと仏の凱旋門賞の3つだ。現在のエリザベス女王はそのキングジョージ6世とエリザベス(1世)の間に誕生した長女だ。そのキングジョージが行われるロンドン郊外のアスコット競馬場も英王室所有の競馬場だ。現エリザベス女王(2世)もブリーダーズオーナー(所有馬の獲得賞金1位)になったこともあるほどの無類の競馬ファンだ。所有馬も数々のクラシックレースを勝っている。
現在日本競馬を席巻しているディープインパクトの子供たち、そのディープインパクトの曾祖母もエリザベス女王の持ち馬だ。日本の競馬は英国のレース形態を模範として形作られてきて、秋に日本の牝馬最高峰を決める「エリザベス女王杯」があるのもそれに由来している。
 
んっ?アメリカのケンタッキー・ダービーは凄くないの?という人もいるだろう。それは米国3冠の一つで、米国では最高峰のレースには違いないけど、スポンサーはヤム・ブランズという一企業だ。よく知ってるケンタッキーKFCやピザハットA&W(これは沖縄では超有名)などを傘下にする世界一のファーストフード企業だ。
 
イメージ 2英国の貴族間の高貴で優美な遊びから生まれた競馬。エリザベス在位記念のお祭りを見ていて、ウインザー城(アスコット競馬場隣り)やエプソン競馬場(英ダービー開催地)を訪ねたことなどを懐かしく思い出す。
どうも・・・競馬の事になると、話しがとまらなくなる(笑)。
(写真はレーガン元大統領とエリザベス)