見捨てられた人々

やっと日常のニュースに目を通す時間が出来た。いろいろあるねぇ～。オウムの指名手配菊池直子逮捕･･、消費税法案に関わる野田首相と小沢の会談、内閣改造･･、こんなに日本経済が破綻しかけているのに、円高はとまらない、日本国債が売れてると･･・ま、どうしても若い人たちは、あまり政治・経済の方には感心が向かないと思うけど･･･これって凄いことだよ。

 

アメリカの家族とここ数日楽しい日々を一緒に過ごしたけど、ひとつ、アメリカのニュースを。

「フードスタンプ使用、４５００万人に！」。これも凄いニュースだ。世界一の経済大国アメリカ、人口３億人余のうち４５００万人もの国民がフードスタンプを使っている、と。

日本でも生活保護受給者２００万人超で問題になってるけど、アメリカのフードスタンプも似たような生活困窮者救済の政府補助の一つだ。一定の条件下の家族に食物引き換え券を支給する制度。それもすごいが、都市郊外の家・職を失った「見捨てられた人たち」のテント村が急増している(写真は西海岸シアトル郊外)。日本経済も破綻しかけているが、世界の現状はそれ以上だということだ。

マイルズの家族はお母さんベスの小規模ながら保育・幼稚園(２歳児～６歳)の経営があるから成り立っていると想像できる。自由の国は光も眩(まぶ)しいが、その分影も深い。