1億1990万ドルか、
ムンク(
ノルウェー)の
「叫び」。これまでの競売落札の最高
ピカソ(スペイン)の「観葉植物と胸像」の1億650万ドルを塗り替えた。日本円換算で(単純に1ドル100円で)100億円を超える価格だ。
ムンクの
「叫び」、もう20数年前か
世田谷美術館(砧公園内の)で一般公開されたのをわざわざ見に行ったことがある、懐かしい。しかしいったいどんな奴が100億も出して買うんだ~!(購買者名は公表しない)。
では、クイズです。このミイラみたいな橋の上の人間は、ほんとに叫んでいるんでしょうか?
答えは、NO!です。
ムンクが
フィヨルドの近くを歩いている時に<自然をつらぬく、けたたましい、終わりのない叫びを聞いた>と、その叫びに耐えかねて「耳をふさいでいる」が正解です。
誰が叫んでいたんでしょうか?もちろん、
ムンクの内面の「不安」だ。天才と気狂いはほんと
紙一重。
刈り取りの終わった菊畑ビニールハウス裏の雑草除去。ほんとは小川がながれてるの生い茂る夏草でまったく見えない。足を滑らさないように気をつける。ここは・・・叫びどころか、物音一つしない静かな別世界。