田舎

ん、間違いない、カンムリカイツブリだ。気になってわざわざ野鳥図鑑でチェックした。こんな冠(かんむり)の羽を帽子にした鳥などそうそういるもんじゃない。水中ハンターという水鳥のイメージだが、まれに(繁殖の場所探し)に陸にも上がってくると書いてある。注意深く周りを気にしているが歩くのはとろい。どこかにつがいの鳥も居るはずだが。

 

しかし、寒かった～。今年一番だ。芯から冷える。寒いのは沖縄も同じだ。この写真の灰色の雲で伝わるだろうか。潮が引くと陸続きになる島。こんな寒空の下で二人ほどの男が魚のえさ(アオイソメだと思うけど）を岩をひっくり返して中を探し回っている。釣り好きはほんとに釣りのためならなんでもやる(笑)。

 

さっきからタカが一羽冬空を強風にのって悠々と旋回しているが･･･格好からサシバだと思うが、こんな季節にしかも一羽で･･･空をおおうほどの渡り鳥サシバの飛来はいつだったか？もうすこし暖かい頃だったのは間違いないが、わからない、違うかもしれない。

なんせ、田舎にいると忘れかけていたいろんな自然に出会う。

今、１日に約１００種が絶滅しているともいう。存在さえ知られないまま滅んでいく種は多い(朝日「天声人語」)。