有馬記念オルフェ

「あぁ～、今、雪が降ってきました」。どんな修飾語もこんな名セリフにはかなわないね。「よっしゃぁ！」勝ち名乗りをあげて引き上げてきた池添騎手が雄叫びを上げると同時に、中山競馬場に雪が降り始めた。出来過ぎのホワイトクリスマス、有馬記念だ。栗毛のオルフェーブルが歴戦練磨の古馬たちを従えて戻ってきた。湯気を立ち上らせ、はしゃぐことなく威張ることなく･･･これが去年デビューのわずか３歳馬か。

 

これまで数々のドラマを見せて競馬界をリードしてきた女傑ブエナビスタ、勝負どころの直線、内枠の馬群にもまれも必死に追いすがる姿もしっかりと記憶にとどめましたよ。「ラストラン、お疲れさんでした。」ひろし解説者の男泣きもめずらしかった(笑)。

馬券？ええ、しっかり単勝を的中、取らせていただきましたよ。

オルフェーブル（仏語で金細工（さいく)師という意味）と、「雪が降ってきました」か。このセリフ、これからずっと使われるよ。

写真は泥んこ顔で圧勝した時のオルフェ（日本ダービー）。

 

とと、ついでに屋我地海岸の写真も！いいね！写真撮った人の腕がいいのかね(笑)。