好奇心okinawa’s blog

観光タクシーから見た沖縄

タイムマシン

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例えば花火もしくはカミナリ、光ったあと何秒かあとに音が響いてくる。だから音(空気の振動波)より光の速度が速い事は誰でも知っている。
一昨夜の将棋大会の時知人から「光より早いのが発見されたってよ」という話しがでた。そう、ニュートリノといわれる素粒子の移動だ。スイスのある施設からイタリアに飛ばした実験結果だという。日本の名古屋大学でもその存在は検証されている。どちらも控えめな実験報告で「さらに他のさまざまな機関でも、ほんとに間違いないのか検証していく必要がある」としている。なぜか?100年以上も前のアインシュタインの「質量のある物質で光より速いものはない」という物理学の大前提「相対性理論」が崩れる瞬間だからだ。
光の速度はどんな時でも不変で一定という原則は生きてる。天才アインシュタインの疑問は「光と同じ速度で走ったらとなりの光は止まってみえるのだろうか?」という疑問からはじまっている。
答は、光と同じ速度(限りなく近い速度)で移動すると「時間が遅く流れる」ということも理論上はわかってきた。人間の作った「時間」という概念が成り立たなくなる。
だから、もし、光の速度を超えると、過去に戻れるというタイムマシンが夢物語ではなくなるという理論が成り立つ。科学者の仕事(夢)は、理論を数字で表現することだ。大変だ。夢を夢のままで終わらせない仕事だ。

余談:東京にいるとき最大手の取引先の会社の名前がEMC(エンパイヤ自動車株式会社)だった。だからアインシュタイン相対性理論の方程式は覚えている。E=MC2(Cの二乗)だ。エネルギー=質量x光の速度の二乗という永遠の方程式。そこから現実「原子爆弾(核分裂エネルギー)」も実用化されている。

この話しも続けると書き切れない、からこのへんで止めよう(笑)。なにを、朝っぱらから考えてるんだ・・・。