針のむしろ

伊良部（いらぶ）元ヤンキース投手（４２）の突然の自殺。育ちは兵庫尼崎市や四国香川だけど、生まれは私と同じ宮古島出身だからなんとなく愛着はあった。日本最速球の剛腕投手。つっけんどうで見た目我がまま、よくいう生意気、メディア受けもよくなかった･･･こんなイメージだったろうか。同じ宮古島出身だから言う訳じゃないけど、小学校の頃こんな人間が宮古島には多かった。実はナイーブで口下手の裏返しだ･･と思う。

自殺しそう･･･という書き込みが、もう一人。海江田さん。経産省大臣だね。今夜の参院での野党議員の２０分にわたる追求に、ついにこらえきれず目頭を押さえて号泣した。なかなか、見られない場面だった。
７月玄海原発再稼働宣言を親分である菅さんのストレステストでひっくり返され、「時期が来たら責任はきちんと取る辞任の表明」、その後九電のやらせ発覚、「忍」の字を手のひらに書き込んで国会にのぞみ続けていたら今度は身内の原発保安院のやらせまで発覚。野党議員の「海江田さんの苦しい胸の内は分かるが」となぐさめられ、「でも、菅さんと同じ手法（延命）をとる必要はないのではないかと」と優しい言葉をかけられ･･･こらえきれず号泣したのは、あの菅さんと同じレベルで比較されたことだろう。野党さんも痛いところをついてくる。
人生、いろいろ。ゆめゆめ、自殺などはしないと思うが。