ごみ

首相は特例公社法案(赤字国債発行）やら補正予算やら被災地のがれき除去等を理由にあの手この手の延命策を繰り出す。ロイター通信(日本版）の「あなたが選ぶ次期首相候補」ネットアンケートが毎日更新されている。１位は自民の石破(いしば)さんが頭一つ抜けていて、２位はなんと小沢さん･･･？？？まっつ、いろんな意見がある。以下、前原さんやら枝野やらがとりあえず名を連ねている感じ。政治家の周りだけは百花繚乱(りょうらん)。

大震災の行方不明者は、いまだ８千人余。災害発生から３カ月。「死亡」と見なし、家族に災害弔慰金が支払われる。「弔慰金を受け取れば、死を認める」「生活のためにやむを得ない」。残された家族の思いは揺れに揺れている。
「寒いから服を着る」。寝室から出た男性(64)が妻に残した最後の言葉だった。発見された時は手遅れだった。歩数計にはキャベツ畑を直前まで見回っていたあとが。
相馬市の５０代の酪農業の男性、首をつった。壁には白チョークで「原発さえなければ。残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください」と。
くじ引きで引き当てた仮設住宅入居率４０数パーセント。しかも続々辞退者も。支援金も回ってこない、車もない、食糧もない仮設住宅だ。あなた、住んでみる？
酪農家の佐藤(36)さん「うちの乳が<ごみ>なのか。せっかく搾ったのに…(捨てられる原乳)」と。
「ごみ」と呼びたくなるのは･･･ほかにあろうに。